長く販売促進に携わっていると、様々な場面で「これはプロモーションの手法だな」と感じることがあります。
昨年、出産したときのこと。
産院を退院するときに、数々の試供品や内祝いのカタログなど、たくさんのお土産をいただきました。
様々な企業が産院を通して、見込み客にプロモーションをしているのです。
また、スマホで日々出産に関することを検索していたこともあり、SNSやWEBを閲覧すればたくさんの広告にも出合い、ありがたいと思いつつも、押せ押せのプロモーションに少し困惑しました。
ですが、それらの中には、無料でもらえる名前入り絵本や、赤ちゃんの等身大ポスタープレゼントなど、それはそれは魅力的なプレゼントがたくさん。
「これは顧客データを取るための施策だ」と頭では分かっているものの、ついつい応募してしまうのでした。
普段販促のお手伝いをする際に、新規客の獲得はとても難しいことだと痛感していますが、企業が自社を選んでもらうための戦略に見事はまってしまった体験でした。
さて、顧客データを獲得したらここからが本番。
それからというもの、DMや電話でのセールスの嵐…!
わたしは、プレゼントが魅力で応募しましたが、その先の商品を購入する予定はありません。
ですが、中には子の成長に合わせ、かなり頻繁(多い時は1ヶ月に3回も)にDMが届くものも…。
とても豪華なDMでコストもかなりかかります。
どんなに素敵なものでも、必要のない人に届けてしまえば、それは悲しいですがゴミになってしまいます。
セールスプロモーションは大まかに、
①ゴールを設定する ②ターゲットを設定する ③リサーチを踏まえ、プランを立て実行 という流れで進行します。
そして、実行して終わりではなく、とても重要なのが、④検証 です。
クリエイティブや手法について、ターゲットにしっかり届いているか、適切なプロモーションができているかを検証し、次の施策へ向けて改善を行うことが大切です。
誰に向けて、どんな言葉で、どんなビジュアルで、どのように届けるか…そして、どんな結果だったのか。
セールスプロモーションは一度で終わらせない、プラン設計と検証のPDCAサイクルを回すのが成功の鍵です。
FLOTを選んでくださったお客様の、大切な商品やブランドをたくさんの方へ届けるため、頭をフル回転する日々です。
SPA/Designer K.Ichikawa
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2024.04.25
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2024.03.29
以前携わったお仕事での出来事です。
「商品の販売数を上げるため、ターゲットを改めることにした。ついては、これまでの商品イメージを刷新し、新たなターゲットに響くビジュアル展開をしていきたい。」
ある時、お客様からこんなご相談をいただきました。
2024.03.23
フロットで「中小企業のインナーブランディング」サービスに取り組んで約5年。
2024.02.01
2023年、人生初めてスーパーカブを買った。
1958年発売。1億台以上が世に生まれたホンダの傑作である。
2024.01.16
昨年末、師走の忙しさで余裕がない生活を送っている最中に、
地ビールの頒布会で年間申し込みしているブランドから、12月分商品が届いた。