2000年代から、Google検索は私たちの生活に根付き、私は「ググる」ことを日常の一部として過ごしてきました。
Google検索は、情報収集の基本ツールとして、例えば、あるクライアントのウェブサイトのリニューアルをする際、Google検索を軸に、競合分析やキーワード選定、ウェブサイトの設計やコンテンツ戦略を練り上げるなど、私たちの仕事も支えてきました。
しかし、2024年7月にChatGPTの開発元であるOpenAIから「SearchGPT」が発表されました。「SearchGPT」や「genspark」といったAI検索エンジンの登場は、この「ググる」時代に代わるものとして注目されています。
「ググる」という行為は、ある程度具体的なキーワードを入力し、膨大な検索結果の中から目的の情報を探し出すという、能動的なものでした。一方、SearchGPTは、従来の検索エンジンとは一線を画す存在です。
AI検索エンジンは、自然言語で質問を入力するだけで、複数の情報源から関連データを収集し、まるで人間が答えてくれるかのように、よりパーソナライズされた、そして創造的な回答を生成する能力を持っています。
これは、情報収集のあり方を変え、膨大な情報の中から必要な情報を探し出す手間を省き、働き方や思考回路にも大きな影響を与える可能性を秘めているかと思います。
AI検索エンジンに初めて質問したとき、まるで賢い友人に相談しているかのような感覚でした。
AIが生成した回答の的確さに驚き、同時に、AIの進化の速さに興奮を覚えました。
情報の視覚化能力は、データを直感的に理解するための強力なツールともなり得ます。グラフやチャートを用いた情報提示は、複雑なデータを簡潔に伝える手段として非常に有効です。
SearchGPTはリアルタイムで最新の情報を提供する能力を持っており、これにより、常に最新の情報に基づいた意思決定が可能です。
出典:SearchGPT Prototype(OpenAI)
しかし、この新しい技術の登場には、期待と同時に不安も感じます。
まず、AI検索エンジンが提供する情報の信頼性についての懸念があります。
従来の検索エンジンでは、情報源を自分で確認し、信頼性を判断することができましたが、AIが自動で情報を統合する場合、そのプロセスがどれほど透明であるのか、AIが生成する情報に偏りはないのか、または公平であるのかも問われるべき点であると思います。
AI検索エンジンは、単に情報を検索するだけでなく、コンテンツの企画や制作、さらにはデザインのアイデア出しまで、幅広い分野でクリエイターを支援してくれる可能性を秘めています。
例えば、AIにキーワードやテーマを与え、多様なアイデアを提案してもらうことで、より斬新で魅力的なコンテンツを生み出すことができるかもしれません。
情報収集の効率化により、よりクリエイティブな業務に時間を割くことができるようになるでしょう。
これからは、AIを単なるツールとしてではなく、創造的なパートナーとして捉え、従来の知識やスキルに加えて、新たな技術の特性を理解し、AIとの共存、そして人間ならではの創造性を活かした新しい価値の創造が求められます。
過去の映画でも、ブレードランナーやターミネーター、マトリックスにアイ,ロボット、サマー・ウォーズ、インターステラーなど、AIが登場するものをざっと挙げてもきりがないです。
AIがもたらす未来は、怖さや期待、入り混じっていますが、変化を恐れず私も進化し続けいきたいです。
Sales Promotion Adviser S.IZUTA
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