マーケティング視点で考えるネーミング

新しい商品やサービスを開発する際には、マーケティングにおいて、ネーミングは非常に重要な要素の一つになる。

良いネーミングは、商品やサービスの認知度や好感度を高め、売上アップに繋がっていく。


マーケティング視点でネーミングを考える際に重要なポイントは以下の3つになる。

~ネーミング~
1.ターゲット層に響く
ターゲットの年齢、性別、価値観、興味関心などを考慮してターゲット層に好感をもってもらえるネーミングを考える。


2.商品やサービスの特徴を端的に表現する
商品やサービスの特徴が伝わりやすいネーミングであれば、ターゲットの記憶に残りやすく、購入のきっかけになる。


3.覚えやすく発音しやすい
覚えやすく発音しやすいネーミングであれば、ターゲットが商品やサービスについて検索や口コミをしたり、SNSで紹介したりする可能性が高まる。


先日、近所のスーパーに買い物に行った際に、小さい子どもが「これ絶対うまいやつ~♪」と口ずさんでいた。
それを聞いた瞬間、自分の頭の中にもそのフレーズがグルグルとリフレインしてしまい、
インスタントラーメン売り場を通ったときに、”これ絶対うまいやつ(味噌味)”をついつい手に取り購入してしまった。


”伊藤園の煎茶”という商品も売上が伸びずに悩んでいたところ、商品のネーミングを”お~いお茶”に変更した結果、売上が爆発的にアップしたという話は有名だ。

一見ふざけた商品名にも見えるが、実際に大企業の企画会議を経て世の中でヒットを生んでいるという事実に勇気をもらい、日頃から大胆で柔軟な発想・アイデアを出していけるようこころがけていきたいと思う。


みなさんも今度スーパーにいった際には、たくさんある商品達が、どのような狙いでこのネーミングに至ったのか?という視点を持って買い物をしてみてはいかがだろうか?

 

Sales Promotion Advisor T.SAITO


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