
「このキャラに救われた」「この作品に人生を変えられた」―自分の好きなアニメ・ゲームをSNSで検索してみると、そんな言葉で感想を綴っている人たちを見かけることがあります。
泣けるシーンがあれば感動したり、ミステリアスなシーンがあればハラハラどきどきしたり、好きなキャラが活躍した際にはわくわくしてみたり…
アニメ・ゲームに限らず、そういった何かの作品で人が心を動かされるのは、キャラクター(登場人物)の成長や物語がきちんと見る人に伝わっていて共感できるから。
大学の広報も同じことで、数字や制度がこんなにもすごい!これだけをアピールしていたのでは、まったく共感も興味も得られません。
そういうところも含めて、「この大学ってなんか好き、良いかも」と思ってもらうまでの感情の設計をすることが重要です。そのためには、大学の魅力を「人」を通して伝えることが欠かせません。
学生がどんな思いで学び、どんな挑戦をしているのか。教職員がどんな姿勢で学生と向き合っているのか。卒業生がどんな未来を切り開いているのか。
そうした一人ひとりのストーリーが、大学という場所に温度や輪郭を与えてくれます。
数字や制度は「信頼」を生みますが、「共感」や「憧れ」は人の姿から生まれます。だからこそ、広報活動においては、ただ情報届けるだけでなく、「この大学で過ごす時間が、自分の人生にとって意味のあるものになるかもしれない」と感じてもらえるような、心に残る語り方が求められます。
アニメやゲームがそうであるように、大学もまた、誰かの人生に影響を与える「物語」になり得ます。
その物語をどう紡ぎ、どう届けるか。それを考えるのは簡単なことではないけれど、広報の本質として重要なことではないか、とふと考えた今日この頃でした。
EMT / ITO

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