
いつから、こんな人間になってしまったんだろう。
それは、後悔のコトバではない。
「10 lessons for young designers」
というメッセージに出会ったのは
30歳台前半だろうか。
もう若くもなかったし、そしてデザイナーでもない。
その人は、なんのために、このメッセージに発したのだろう。
若いデザイナーと呼ばれる人たちは、どう受け止めたのだろう。
会ったこともないその人は、
強烈なメッセージをさりげなく語り、
アジアの、日本の、ローカルの
取るに足らない一人のクリエイターの背中を、そっと一押しした。
いつしか、毎日のように見返すことはなくなったが、
半年に一度くらいに、思い出すように見返してみると、
その人は唯一無二の師として確かにそこにいる。
そして、
やはり、もう若くないのだが、デザイナーではないのだが、
まだまだ途上だと思い知らされる。
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若いデザイナーたちへの10のレッスン
10 lessons for young designers
1.自分に正直でありなさい。君が持っている最大の資産は個性だ。ああしろこうしろという他者の言うことには耳を傾けるな。
1.Be authentic. The most powerful asset you have is your individuality, what makes you unique. It’s time to stop listening to others on what you should do.
2.他の誰よりも仕事に励みなさい。努力は必ず報われる。
2.Work harder than anyone else and you will always benefit from the effort.
3.パソコンから離れ生身の人間、本物の文化に触れなさい。これが人間の本質である。
3.Get off the computer and connect with real people and culture. Life is visceral.
4.技に磨きをかけることを怠るな。思考の革新のみでは足らない。手先を動かしモノを作りさない。
4.Constantly improve your craft. Make things with your hands. Innovation in thinking is not enough.
5.可能な限り旅に出なさい。旅先で自分の無知を再認識するといことはとても謙虚で刺激的な経験である。
5.Travel as much as you can. It is a humbling and inspiring experience to learn just how much you don’t know.
6.現代社会はテクノロジー率先で流行に翻弄されやすい。しかし、その中でもやはりオリジナリティは君臨する。
6.Being original is still king, especially in this tech-driven, group-grope world.
7.自分もそうなりたくないのなら愚かな者の元で働くな。
7.Try not to work for stupid people or you’ll soon become one of them.8. Instinct and intuition are all-powerful. Learn to trust them.
8.本能。直感。己の力を信用することを学びなさい。
8.Instinct and intuition are all-powerful. Learn to trust them.
9.黄金律(「おのれの欲するところを人に施せ」)は真。善意に尽くせ。
9.The Golden Rule actually works. Do good.
10.例え他のすべてが失敗しようとも、「2」を維持できればそれは君のキャリアの最大のアドバンテージになるであろう。
10.If all else fails, No.2 is the greatest competitive advantage of any career.
John C Jay
※日本語訳の出典:坂井直樹のデザイン深読み(https://sakainaoki.blogspot.com/2011/04/c-10.html#google_vignette)
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では、また。ある日に…。
OKADA Kenya

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2025.12.26
みなさんは、
「形から入るタイプ」ですか?
それとも「中身や本質から入るタイプ」ですか?
わたしは、完全に「形から入るタイプ」です。
「形から入るタイプ」と聞くと、
物事を始める際に、
その本質や内容よりも、見た目や体裁を先に整えることで、
モチベーションややる気を高めて行動につなげる人!
というイメージがありませんか?
わたしの場合、その傾向は、
ものを選ぶとき(購入を決めるとき)の判断基準にも表れています。
① 形(見た目・自分のライフスタイルにマッチするか)
② 中身(性能・品質)
③ 値段
(+αで背景やストーリーなど)
①②③すべてに納得できたときだけ、購入を決めます。
中身が良くても、見た目が好みでなければ選びません。
見た目が良くても、中身が伴っていなければ選びません。
「他に良さそうなのがないから、これでいっか!」
という妥協も、できるだけしたくありません。
ECサイトやホームページ、チラシなどでも、
これまで特に関心のなかった商品なのに、
「デザインがいい」というきっかけから、
中身を知りたくなることがあります。
スーパーの野菜売り場で、
農家さんの写真や言葉が丁寧に添えられているだけで、
少し高くても「ちゃんと選びたい」と感じることもあります。
この感覚は、たぶんこれからも変わらないと思います。
「形から入るタイプ」というと、
「形より中身でしょ!」という声があると思います。
しかし、形が整うことで、やっと中身に向き合えるなら、
わたしはそれもひとつの方法だと思っています。
理想やブランディングも同じで、
どれだけ強い想いや価値があっても、
伝わる「形」がなければ、その「中身」まで届きません。
このことから、わたしは、
形は、中身への入り口だと思っています。
そう考えると、
形から入るタイプでも、悪くないですよね??

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2025.12.05
「このキャラに救われた」「この作品に人生を変えられた」―自分の好きなアニメ・ゲームをSNSで検索してみると、そんな言葉で感想を綴っている人たちを見かけることがあります。

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2025.12.03
「もっと効率よくできたらいいのに」
「もう少し時間があれば、新しいことに挑戦できるのに」
そんな想いを抱えながら、私は今日も目の前の仕事に追われている。
“やらなきゃいけないこと”をこなすだけで、一日があっという間に過ぎていく。
気づけば、業務の改善や新たなことに挑戦する時間はほとんどない。

2025.12.01
水平対向12気筒が、背後のトリプルウェーバー越しに咆哮する。 それはもはや音ではない。空気を裂く意志であり、機械が魂を持った瞬間の叫びだ。

2025.11.04