フロットの隣に田宮印刷の印刷工場があるので、少し変わった印刷や特色インキを使用する際は、デザイナーが立ち合えます。
そのため、印刷の現場で細かい刷色の調整や品質の確認が可能です。
とある宮城の大学広報ツールは銀をメインカラーにメタリックカラーを多用しています。
2年間同じ銀インキだったので、大学案内2022では新しい銀色をつくりました。
銀インキを変更するだけでもよかったのですが、色見本では黄色味が強い印象だったので、2種類の銀インキを用意してもらい、3パターンの配合率でテスト印刷を行いました。
どの色も想定以上に品の良い色味で満足いくテスト結果でした。最終的に2種類の銀インキを1:1で混ぜた色で本印刷しました。
前回の銀色からの変化をなだらかにして、インキを練るオペレーションでエラーを発生させないためです。
このテスト印刷のときに文字のヌキ合わせのテストもこっそりしていたのですが、印刷オペレーターの方には本番ではやめてくださいと釘を刺されてしまいました。
金や銀のインキは着色剤として金属粉を用いているため、印刷乾燥後にも擦れやひっかきに弱い側面があります。そのため全面にニスを上から印刷して、それらを防止する対策をとっています。
さらに大学案内のような印刷部数が多い冊子は、運送時により荷重がかかり擦れなどが発生しやすくなるので、当社では銀インキに硬化剤を使用して安定した品質を確保しています。
デザイナーのわがままと、見えないお客さまのために、
確かな技術と、確かな品質で応えてくれる工場の皆さまには感謝しかありません。
Designer koba
NEW
2024.03.29
以前携わったお仕事での出来事です。
「商品の販売数を上げるため、ターゲットを改めることにした。ついては、これまでの商品イメージを刷新し、新たなターゲットに響くビジュアル展開をしていきたい。」
ある時、お客様からこんなご相談をいただきました。
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2024.03.23
フロットで「中小企業のインナーブランディング」サービスに取り組んで約5年。
2024.02.01
2023年、人生初めてスーパーカブを買った。
1958年発売。1億台以上が世に生まれたホンダの傑作である。
2024.01.16
昨年末、師走の忙しさで余裕がない生活を送っている最中に、
地ビールの頒布会で年間申し込みしているブランドから、12月分商品が届いた。
2023.12.27
長く販売促進に携わっていると、様々な場面で「これはプロモーションの手法だな」と感じることがあります。