200円のリンゴを1,000円で売る

普段スーパーで200円のリンゴを購入している人も、贈答品として購入する場合、2~3倍、あるいはそれ以上の価格で購入している。品質(等級)が違うものの価値に価格が見合えば、高い価格でも購入する。消費者が満足していれば良いのだ。

生産者が美味しいリンゴを作るのは容易ではない。自然を相手にその時々の適切な状況判断と生産者の高い技術が求められる。昨今は異常気象がつづき毎年環境の変化に対応しながら、リンゴ作りに向き合っている。収穫まで決して順風満帆ではないが、紆余曲折しながら消費者に美味しいリンゴを食べてもらいたい。その想いで作っている。

美味しいリンゴを消費者が満足する価格で販売するには、どんなところでどのように作られているのかを知ってもらい、生産者の想いを直接、消費者に伝えることでリンゴの価値を高めることができる。

価格を高くするということは「格」を上げること。生産者は消費者が満足する「格」を提供しつづけなければならない。

消費者が満足する「格」を見つけることができれば、200円のリンゴを1,000円で売ることができるかもしれない。

Seles Promotion Adviser : masahiro ashino

 


その他の記事を読む