自慢の商品なのに、なぜかお客様が手に取ってくれない。
そんな時は「商品名」を検討してみてはいかがでしょうか。
商品が目の前に陳列されているスーパーの惣菜商品などは、見映えが良くてとても美味しそうで、
つい買いたくなります。そこで値段に躊躇するか、手を伸ばして買うかの判断に、
いいねの一押しをするかもしれません。
私たちが日頃見る料理や惣菜商品は「まぐろ丼」「バターチキンカレー」など食材が表れた料理名と、
「◯◯のアヒージョ」「◯◯の炊き込みご飯」など調理法も含まれた料理名がほとんどです。
本来ならこれで足りるのですが
売るとなったら、その名に加えるべきポイントがいくつかあります。
その商品は、どんなところにこだわって商品化されましたか?
「◯◯県産の~」「◯◯農家の◯◯さんが作った~」など、限定産地・生産者を加えると
食材に対するこだわりと、安心感につながります。
「◯◯時間煮込んだ~」「◯◯で焼き上げた~」など、調理のこだわりを加えると
調理のこだわりと、丁寧さをアピールできます。
「ジュワッと」「サクッと」「とろ~り」まど、五感を刺激する言葉を加えると
食感・味を伝えやすくします。
「◯◯種類のスパイスで」「◯◯種の野菜たっぷりの」など、数字を加えると
似た料理が多い中でも明確な差別化が図れます。
「お弁当・お惣菜大賞 2024」で受賞した商品をいくつか記載してみます。
・玄界灘産茎わかめと健農鶏とり天
・すだち香る!5種のお出汁きのことれんこん
・はかた一番どりを味わう手作りつくねの焼きおにぎり
食材の産地・特徴、調理のこだわりなど垣間見える料理が、とても食べたくなります。
商品の魅力がよく伝わるよう「商品名」を見直してみてはいかがでしょうか。
引用:https://obentou-osouzai-pickup.jp/2024pickup/
Sales Promotion Advisor A.WATANBE
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2025.02.01
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2025.01.27
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2025.01.08
2024.12.23
あなたの会社では、新しい商品やサービスを開発する際に、ベンチマークを行っていますか?
近年、市場には数え切れないほどの商品やサービスが登場し、消費者の選択肢はかつてないほ
ど多様化しています。
この激しい競争の中で、よりよい商品やサービスを提供していくためには、競合他社との比較を行
い、自社の強みや弱みを明確にし、市場における自社の立ち位置を把握する必要があるといえま
す。
そこで活用したいのが、ベンチマークです。
ベンチマークを行うことで得られるメリットは下記のとおりです。
◯競合製品との比較を通して、自社製品の優位性や改善点を客観的に把握できる。
◯競合製品がどのようなニーズに応えているのかを分析し、自社製品の改善に活かすことができ
る。
◯競合製品の良い点を参考に、自社製品の差別化を図るための新しいアイデアを生み出すこと
ができる。
◯競合製品の価格設定を参考に、自社製品の最適な価格を設定することができる。
◯競合製品のマーケティング戦略を分析し、自社のマーケティング戦略を改善することができる。
実際に競合製品を購入してみたり、サービスを体験してみて直接比較することや、
カタログやweb、口コミなどから情報を収集して比較することも立派なベンチマークといえます。
”目標”を目的地とするならば、”ベンチマーク”は地図に例えることができます。
地図(ベンチマーク)で自社の現在地と目的地までの経路を示し、どのくらいの位置にいるかを確
認し、目的地(目標)に向かって進んでいくことで、効率的に目標達成に近づいていくことができる
のです。
商品やサービスに限らず、自分自身においても周囲の優れた事例に学び、常に前向きな気持ち
を大切にしながら自己成長に励んでいきたいと思います。
Sales Promotion Advisor T.SAITO
2024.12.19
普段スーパーで200円のリンゴを購入している人も、贈答品として購入する場合、2~3倍、あるいはそれ以上の価格で購入している。品質(等級)が違うものの価値に価格が見合えば、高い価格でも購入する。消費者が満足していれば良いのだ。