8月13日から16日までの4日間は、一般的に「お盆」と呼ばれる期間。ご先祖様の霊を迎え、供養する大切な行事です。
今年は祖母が亡くなって初めてのお盆でした。迎え盆に合わせて帰省し、お墓参りとお寺へ。小さい頃から面倒を見てくれた祖母に仏壇の前で手を合わせ、「元気?」と語りかけると、不思議と近くにいるような気持ちになりました。息子たちと久しぶりに会った父母は、もうみんな自分たちの背を越えていることに驚き、近況を話す賑やかな笑い声が絶えません。やはり特別なお盆だと感じます。
お盆の楽しみのひとつは、やはり一緒に食卓を囲むこと。実家では総勢12人が集まりました。お餅を用意し、納豆・ヌタ・あんこ・雑煮と並びます。そしてお刺身やオードブルはスーパーで購入。大人数分を一から手作りするのは大変ですが、惣菜を上手に取り入れるだけで、食卓は一気に華やぎます。盛り付けるだけで見栄えがよく、味も保証付き。忙しい準備の負担を減らしながら、みんなで楽しく過ごす時間を確保できるのが魅力です。
翌日の夕食は寿司と芋煮でまた盛大に。やっぱり「お盆といえば寿司!」という声は多いようで、アンケートでも人気1位だったそうです。スーパーの寿司やオードブルは、世代を問わず喜ばれる定番メニュー。取り分けやすく、大勢で食べるシーンにぴったりです。
一方で最近は、お盆を「特別な予定なく過ごす」という人も増えています。ある調査によると、
「特別な予定がある」…31.9%
「特別な予定はない」…57.2%
「未定」…10.9%
と半数以上が「特別な予定はない」と答えています(PR TIMES調査より)。
「食事の準備が大変だから楽しみではない」と感じる人も多いようですが、そこは発想の転換。すべてを手作りする必要はなく、スーパーのお惣菜やお寿司を上手に組み合わせるだけで、負担を減らしながら“ごちそう感”を演出できます。大切なのは、家族や親戚と集まり、笑い合いながら食卓を囲むことではないでしょうか。
「親戚や孫に会えるから」
「普段は食べられないものを食べられるから」
「家族とゆっくり過ごせるから」
アンケートではこうした理由で「お盆が楽しみ」と答えた人も多くいました。
いつか自分も、親戚一同を迎え入れる“おばあちゃん”になって、余裕を持ってお盆を迎えられたらいいなと思います。三人の息子たちがどんな未来を歩んでいくのか――今からちょっとワクワクしています。
SP Adviser : a.watanabe
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