
シニア世代は、どんな気持ちでモノを選び、買い物を楽しんでいるのでしょうか——
もちろん、シニア世代にもさまざまなライフスタイルや価値観がありますが、日常のなかでそのヒントを感じることがあります。
私の母は、季節の変わり目になると「〇〇ちゃん(孫)のお洋服買いに行かなきゃ!」と言います。また、「いちごを買ってきたよ〜」「お土産だよ〜」と、ほぼ毎週のように何かしらプレゼントをもって遊びに来てくれます。実母とはいえ、申し訳ないと思う気持ちもありつつ、孫のための買い物にワクワクしている母の姿を想像すると、“誰かを想って買う”——そんな温かい消費行動こそが、今のシニア消費のひとつのかたちなのかもしれないと感じます。
母の買い物は「誰かのため」であることが多いように思います。「このお洋服、◯◯ちゃんに似合いそう」「いちごが好きだから買っていってあげよう」、旅行先では「お土産は何にしようかな?」と、孫の笑顔を思い浮かべながら、幸せな気持ちで選び、カゴに入れているのでしょう。そして実際に、喜ぶ孫の顔を見て、嬉しそうにしている母の様子を見るたびに、“モノを買う”という行為以上の意味を感じるのです。こうした消費スタイルは、母に限ったものではなく、シニア市場全体にも共通する傾向ではないでしょうか。(ちなみに我が家の父はというと、趣味や旅行など、ほとんどが「自分のため」の消費。母とは対照的です。こうした違いからも、“誰に届けたいのか”というターゲティングがとても大事です)
シニア世代は、単に「自分のために贅沢をする」よりも、「家族とのつながり」や「誰かを喜ばせること」に重きを置くという側面もあるようです。だからこそ、商品やサービスの開発・プロモーションにおいても、「誰かを思い浮かべながら選ぶ楽しさ」に寄り添うことが、より深く届くカギになるかもしれません。
“誰かの笑顔を思い浮かべて選ぶ”——そんな心の動きに寄り添う提案が、シニア市場を拓くひとつのヒントになるのではないでしょうか。
SPA/Designer K.Ichikawa

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2025.12.26
みなさんは、
「形から入るタイプ」ですか?
それとも「中身や本質から入るタイプ」ですか?
わたしは、完全に「形から入るタイプ」です。
「形から入るタイプ」と聞くと、
物事を始める際に、
その本質や内容よりも、見た目や体裁を先に整えることで、
モチベーションややる気を高めて行動につなげる人!
というイメージがありませんか?
わたしの場合、その傾向は、
ものを選ぶとき(購入を決めるとき)の判断基準にも表れています。
① 形(見た目・自分のライフスタイルにマッチするか)
② 中身(性能・品質)
③ 値段
(+αで背景やストーリーなど)
①②③すべてに納得できたときだけ、購入を決めます。
中身が良くても、見た目が好みでなければ選びません。
見た目が良くても、中身が伴っていなければ選びません。
「他に良さそうなのがないから、これでいっか!」
という妥協も、できるだけしたくありません。
ECサイトやホームページ、チラシなどでも、
これまで特に関心のなかった商品なのに、
「デザインがいい」というきっかけから、
中身を知りたくなることがあります。
スーパーの野菜売り場で、
農家さんの写真や言葉が丁寧に添えられているだけで、
少し高くても「ちゃんと選びたい」と感じることもあります。
この感覚は、たぶんこれからも変わらないと思います。
「形から入るタイプ」というと、
「形より中身でしょ!」という声があると思います。
しかし、形が整うことで、やっと中身に向き合えるなら、
わたしはそれもひとつの方法だと思っています。
理想やブランディングも同じで、
どれだけ強い想いや価値があっても、
伝わる「形」がなければ、その「中身」まで届きません。
このことから、わたしは、
形は、中身への入り口だと思っています。
そう考えると、
形から入るタイプでも、悪くないですよね??

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2025.12.05
「このキャラに救われた」「この作品に人生を変えられた」―自分の好きなアニメ・ゲームをSNSで検索してみると、そんな言葉で感想を綴っている人たちを見かけることがあります。

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2025.12.03
「もっと効率よくできたらいいのに」
「もう少し時間があれば、新しいことに挑戦できるのに」
そんな想いを抱えながら、私は今日も目の前の仕事に追われている。
“やらなきゃいけないこと”をこなすだけで、一日があっという間に過ぎていく。
気づけば、業務の改善や新たなことに挑戦する時間はほとんどない。

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2025.12.01
水平対向12気筒が、背後のトリプルウェーバー越しに咆哮する。 それはもはや音ではない。空気を裂く意志であり、機械が魂を持った瞬間の叫びだ。

2025.11.04