一般的に「デザイン」について意味を尋ねると、返ってくる答えのほとんどは‟イラストや絵を描くこと(人)”とか‟お洒落な洋服を考えること(人)”など・・・・。何かを描いたり、作ったりすることが「デザイン」というものだとイメージしている人が大部分を占めているといっても過言ではありません。デザイン業界で仕事をしている人であればともかく、デザインについてのイメージといえば、ほぼこんなものだろうな・・・・と思います。
というわけで第一回目のコラムは、改めて「デザイン」とは何か?というテーマでお話してみたいと思います。
Design(デザイン)の語源は「計画を記号に表す」という意味のラテン語Designareから来ています。現代においては、設計(計画)したことに基づいて実際にモノを形にしていくことや、モノを作ることだけに限らず、仕様や計画活動なども含めて創造的な行為を行うこともデザインと呼んでいます。
デザインはあらゆるところに存在しています。私たちが生活していく上で必要なモノ(建物や乗り物、システムや暮らしの必需品から食料品まで)全てという位、身の回りにはデザインされたモノであふれています。モノの種類や大小にかかわらず、最初に誰かが企画や設計をして形になり、それらを生活の中で使っているわけです。少々乱暴な言い方かもしれませんが、文明社会の中で生きている限り人間は皆「デザイン」と切り離して生活することはありえないということです。話は少々大げさな感じになりましたが、「デザイン」は一部の業界や遠い世界のものではなく、皆さんの日常そのものに深い関わりのある身近なものであるということなのです。
次回は、私がこれまで取材や撮影などで関わったモノづくりの現場や人を通して、様々なデザインに対する考え方や、地域の素晴らしさなどをテーマにお話していきたいと思います。
アートディレクター T.KUDO
*写真は、螺鈿細工が施された珍しいデザインのアコースティックギター。
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2024.12.19
普段スーパーで200円のリンゴを購入している人も、贈答品として購入する場合、2~3倍、あるいはそれ以上の価格で購入している。品質(等級)が違うものの価値に価格が見合えば、高い価格でも購入する。消費者が満足していれば良いのだ。
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2024.12.02
「ターゲットを若返らせたいから、チラシのデザインを若い人向けにしてほしい」
「折り込みチラシを打ったが、今年は集客がイマイチだった…」
印刷会社だったFLOTには、よくこのようなご相談をいただきます。
2024.11.16
FLOTでは、ソリューションサービスの一つ、中小企業向けトータールブランディングのサービス内容を見直し、この度名称も「+BRANDING(プラス・ブランディング)」と新たにし、サービス内容を全面リニューアルいたしました。
2024.10.23
最近はよく、販促物にも自前で撮影したお写真が気軽に使用されているのを目にします。
今では誰もが簡単にスマホなどで写真が撮れるので、気軽に利用できますよね。
その時に、あ〜、残念だなぁ……と思うことが多々あります。
2024.09.25
2000年代から、Google検索は私たちの生活に根付き、私は「ググる」ことを日常の一部として過ごしてきました。
Google検索は、情報収集の基本ツールとして、例えば、あるクライアントのウェブサイトのリニューアルをする際、Google検索を軸に、競合分析やキーワード選定、ウェブサイトの設計やコンテンツ戦略を練り上げるなど、私たちの仕事も支えてきました。