日本各地に流通している農産品や食品には、他の地域の同種の産品との差別化・高付加価値化により、産品の名前そのものに価値が認められている「ブランド産品」と呼ばれるものが多く存在します。
これらのブランド産品が持っている価値を、国が認め、地域の共有財産として保護してくれる制度が【地理的表示(GI)保護制度】です。
この制度の生産者のメリットは、品質保証・差別化・ブランド化・所得向上、模倣品の排除と利益の保護、日本の地域ブランドの海外展開、モチベーション向上で、消費者は、「GIマーク」が付与されていることで、迷うことなく安心・安全、品質が担保された商品を購入できるいうメリットがあります。
【地理的表示(GI)保護制度】には多くの産品が登録されています。
東根さくらんぼ、山形ラフランス、桜島小みかんなどの果実類、夕張メロン、山形セルリーなどの野菜類、米沢牛、但馬牛、越前がに、みやぎサーモンなどの魚介類、市田柿、岩出山凍り豆腐などの加工品、くまもと県産い草畳表、岩手木炭などの非食品など
産地・地域が共通的に取り組むべきことは、「基準づくり」、「組織づくり」、「販路づくり」で、地域ブランドの創生・育成は、生産者と販売先との共同作業です。生産者だけで出来るものではありません。マーケティング、販売促進計画も重要となります。
【地理的表示(GI)保護制度】は、「ここにしかない!」証。
精魂込めてつくり上げた自慢の産品が地域の特産品となることで、交流人口が増加し消費が拡大され、産地の持続的拡大につながり地域が活性化されます。
「ここにしかない特産品!」で係る人々を、地域を元気にする【地理的表示(GI)保護制度】でブランディングはありですね。
Seles Promotion Adviser : masahiro ashino
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2024.04.25
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2024.03.29
以前携わったお仕事での出来事です。
「商品の販売数を上げるため、ターゲットを改めることにした。ついては、これまでの商品イメージを刷新し、新たなターゲットに響くビジュアル展開をしていきたい。」
ある時、お客様からこんなご相談をいただきました。
2024.03.23
フロットで「中小企業のインナーブランディング」サービスに取り組んで約5年。
2024.02.01
2023年、人生初めてスーパーカブを買った。
1958年発売。1億台以上が世に生まれたホンダの傑作である。
2024.01.16
昨年末、師走の忙しさで余裕がない生活を送っている最中に、
地ビールの頒布会で年間申し込みしているブランドから、12月分商品が届いた。