有限会社みちのく特産様にて販売されている「ふきのとう筍の子味噌」「ふきのとうわらび味噌」のパッケージリニューアルの依頼をいただき、リデザインを担当しました。

昔に比べて核家族化・少子高齢化が進んだことで、食文化の継承が行われず、山菜の調理方法が分からない・馴染みのない世代が増えつつあり、若者を中心に山菜離れが進んでいるという課題がありました。

「山菜をもっと多くの人に食べてほしい」「山菜料理をもっと馴染みのある料理になってほしい」という想いをお聞きし、そのためには県外の方にお土産として購入してもらうことで、山形県から全国へ山菜文化を広げていくことを目的としたお土産用パッケージを目指しました。

実際にスーパーやお土産用品店に行き、他社競合商品はどんな特徴やデザインをしているかをリサーチし、結果を踏まえ、「他社商品と差別化できる」「ご当地感のある」をテーマに、みちのく特産様と一緒に二人三脚で制作しました。

スーパーやお土産用品で販売している山菜惣菜とは違う、版画風のイラストが素朴な味わい感じる、山形らしさのあるデザインに仕上げました。