Works

建設会社が挑む、新たな農業のカタチ。
野菜を育てるように丁寧に取り組んだ
唯一無二の農園ブランド。
(ブランディング_事例)

[課題解決事例概要]

クライアント名 栄進リース工業 農業事業部 様(山形県天童市)
WEBサイト https://tendo-ayumifarm.jp/
※現在サービスは終了しました
オンラインショップ https://tendo-ayumifarm.com/
※現在サービスは終了しました
課題 農園ブランディング〜ブランドサイト構築(オンラインショップ含む)
背景

山形県天童市を拠点に、足場工事を中心に土木・建築工事をトータルに担う栄進リース工業。2016年には不動産開発事業を立ち上げ、天童市内の休耕地や荒廃地を新興住宅地として開発することにより、若年層の地域定住を推進してきました。こうした不動産事業を展開する中で、後継者不足による荒廃農地の想像以上の多さに着目。不動産事業につづく、さらなる地域貢献事業として、荒廃農地を活用する農業事業を2020年に立ち上げました。

「地域景観の維持や安全・安心な街づくり」「地域住民の雇用促進と、農業後継者・新規農業従事者の育成」「地域を代表する農産物の生産と、新しい地域ブランドの創出」という強い想い、そして天童を活性化することで未来につなげていきたいという願いとその行動を、社内外に効果的に周知させるための基盤となるブランディングを最重要視。夏のミニトマト販売に合わせるために、農園ブランドの構築と、オンラインショップも兼ね備えたブランドサイトの立ち上げが急ピッチで進められました。

提供ソリューション

ブランディング(ブランドステートメント開発・設定〜ブランドストーリー開発・設定(ブランドメッセージ含む)、ロゴマーク・ロゴタイプ開発・設定、農園カラー開発・設定、キービジュアル開発・設定、CIマニュアル作成)、ブランドサイト構築、オンラインショップ開設、名刺制作、パッケージ制作、農園紹介ミニパンフレット制作、営業用パンフレット制作

プロジェクト期間

農園ブランディング:2021年5月〜7月

ブランドサイト構築:2021年6月〜11月

[課題解決アプローチ]

◯第1フェーズ:オリエンテーション〜プレゼンテーション
「農業事業を継続的に経営し、地域内外問わず積極的に認知拡大とブランド醸成を図ることを目的としたロゴマークおよびロゴタイプの作成」「農園の紹介と、主力野菜の紹介・販売を目的としたショーケース要素をもったWEBサイトの構築」という2つの案件についてオリエンテーションを受けて、企画・デザインをプレゼンテーション。デザイン提案にとどまることなく、ブランディングを行う目的の明確化にはじまり、ブランドステートメント(ブランドの宣言・約束)の設定やブランドストーリーの設定といったブランドの土台・骨格の構築、そしてこれらを起点にクリエティブの開発を行うブランディングのフローまでをトータルに提案しました。
また、地元天童だけでなく、首都圏・仙台圏に向けた商品販売展開を視野に入れていることから、既存の農園名に関するプラスαの提案を行いました。


◯第2フェーズ:ブランディング
プレゼンテーション段階の提案内容がほぼ採用され、ブランディングの方向性の最終確認を行った上で、ブランディングのフローに則り、「ブランドステートメント」「ブランドストーリー」「ロゴマーク・ロゴタイプ」「農園カラー」といった一連のブラッシュアップを実施。プレゼンテーション段階からブランドステートメントとして提案していた内容は、天童という地域で農業を営む企業として10の約束を記した「てんのやくそく」という形で、ブランドストーリーと併せてブランドサイトや各種ツールで打ち出していくことに。
また、キークリエイティブの開発初期段階であるロゴマーク・ロゴタイプ・農園カラーのブラッシュアップにおいては、栄進リース工業農業事業部の担当者様とパートナー企業の担当者様からのさまざまな意見を柔軟に取り入れながら、より歩農園らしさを表出することのできるクリエイティブへと昇華させました。
さらに、ブランドステートメントから導き出した「みんなと歩む、しあわせ農園。」が、農園ブランドスローガンとして決定し、いよいよブランドの土台・骨格が固まり、ブランドのより具体的なイメージが形成されました。


◯第3フェーズ:キービジュアル構築〜ブランドサイト構築
キークリエイティブの開発後期段階では、ブランドイメージを起点にキービジュアルを構想し、歩農園のスタッフ様のご協力による現地撮影を経て、最終的なキービジュアルへと昇華させました。
キークリエイティブが整った段階で、ツールクリエイティブの開発へ移行し、まずは農園の顔となるブランドサイトの構築からスタート。事前に固めていたサイト構成に則り、ブランドストーリーやこだわりをしっかりと訴求した農園紹介ページの充実と、主力野菜商品(ミニトマト・秘伝豆・赤根ほうれん草)ページの充実を両立させ、さらに当初の予定通りオンラインショップの機能を組み込んだブランドサイトを完成させました。
※当初ブログ形式で構成する予定だった「農園日記」は、農園立ち上げ時から運用されていたInstagramを活用したいというオーダーを受けて、Instagramの機能をブランドサイト内に組み込む形で実現しました。


◯第4フェーズ:各種ツール制作
ツールクリエイティブの開発後期段階では、「名刺」「パッケージ」「農園紹介ミニパンフレット」「営業用パンフレット」など、今後の地元天童やオンラインショップでの営業・販売展開において必要とされる各種ツールを優先順位を決めながら制作。構築したブランドイメージを各種ツールに丁寧に反映しながら、ツール制作を行いました。

[ロゴコンセプト]

歩農園の「歩」の文字をシンボル化した農園名由来のロゴマーク。
上部の「葉」を見立てたモチーフは、一枚一枚が「生産者」「生活者」「地域」「未来」を表現。中央部分は「∞」マークをモチーフに、持続可能な農業を通して、すべてのステークホルダーの幸せを紡いでいく様子を描いています。
下部は、農作物が育まれる天童の大地と、大きく踏み出す「歩」の一歩を表現。シルエットは、農業で使用する鍬の形をイメージし、「一歩いっぽ確実に前に歩み、前に進むことで地域を代表する農園になる」という歩農園の想いを表現しています。


やまがた天童・歩農園 東海林直樹代表


わたしたちブランドコントロールアドバイザーが
お手伝いしました。

                斎藤健        岡田健也