中小企業向けトータルブランディング「＋ブランディング」の課題解決アプローチに基づいて、企業分析（経営者ヒアリング含む）からスタートし、競合他社リサーチを経て、白澤社長をはじめ約10名の社員さんへの社内印象アンケートを実施。企業の把握を丁寧に行ない、ブランドピラミッドの構築に取りかかりました。
ブランドコンセプトの導き出しでは、経営理念の「こころ　うごく　喜びづくり」から逸脱することなく、「常に自らがビジョンを持って、新しもの・新しい景色へと導いていくリーダーでありたい」という白澤社長の想いを如実に反映し、社内外に発信するコーポレートスローガンはさまざまな視点からアイディアを提案し、社員全員参加でセレクトを行いました。
また、今回のコーポレートブランディングの目玉とも言えるロゴマークのリニューアルにあたっては、社名の「スマイル（笑顔）」をコアコンセプトに、「アイディア・ヒラメキ」を大切にしていくマインドを付加。白澤社長・社員さんからの意見を集約し、複数回に渡ってブラッシュアップを行ない、完成へとつなげました。さらに、スマイルグリーンとスマイルレッドからなるコーポレートカラーの設定も併せて実施しました。


そして、第2フェーズとして、企業の顔となるコーポレートサイトの構築に取り組むことに。コーポレートサイトの構築にあったっては、サイトの役割を重視しながら、ブランドメッセージをしっかりと発信してくためのブランドストーリーページを強化したコンテンツ構成を重視し、コーポレートブランディングで導き出したブランドコンセプトを体現する洗練されたデザインを志向しました。採用情報にも重点を置いた点も、当サイトの大きな特徴となりました。


コーポレートブランディングで強みや展望、ブランドコンセプトなどの丁寧な導き出しを行ない、それにとどまることなく、スマイルモータースの想いやストーリーを発信するコーポレートサイト構築という連続する2段階のアプローチにより、コーポレートブランドを見直し、さらに社内外へと積極的に発信していくという課題の解決を実現しました。

「Smile Motors」の頭文字である「S」と「M」を用いながら表現した遊び心あふれるロゴマークは、「スマイル（笑顔）」というコンセプトに加えて、発明などを表現する際に用いられる裸電球のように見えるモチーフで、アイディアやヒラメキを大切にしているスマイルモータースの姿勢を同時に表現。描かれているその子どものような笑顔は、「子どもたちのように、自ら楽しさを見つけるプロでありたい」という想いが込められています。

スマイルモータースでは、「スマイルグリーン」「スマイルレッド」という2⾊をコーポレートカラーとして設定します。
・スマイルグリーン：深みが特⻑のグリーンは、お客さまにしっかりと寄り添う調和の姿勢と、個⼈・企業問わずお客さまのより良いカーライフをサポートする企業としての安⼼感を表現。
・スマイルレッド：深みが特⻑のレッドは、スマイルモータースのお客さまに対する想いと、スタッフ⼀⼈ひとりが⼈⼀倍“遊び⼼”を⼤切にする情熱を表現。

スマイルモータース株式会社　白澤長年代表取締役

五十嵐久仁子　　　　　　　　     岡田健也