Works

印刷業から
「コミュニケーションサポート業」へ。
社員を中心とした意識変革の第一歩。

[課題解決事例概要]

クライアント名 栃木県 印刷会社 S社 様
案件 企画力アッププロジェクト(10回)
課題 チームワークで企画提案力を上げる
背景(トップの想い) これからの印刷会社は単に印刷物を作成するのではなく課題解決の視点が必要と感じていたが、なかなか学びと実践の機会を作れずにいた。世代交代の時期も近いので組織的に学ぶ機会を作りたいと思い田宮印刷・フロットに相談した。
プロジェクト期間 2020年10月〜2021年8月

[課題解決アプローチ]

職務を超えたチームワークを醸成したいという課題もお持ちだったので、営業と制作メンバーを混在させた3人1組の4チームを結成。各チームにリーダーを配し(PJ全体の運営リーダーは営業部長)合計13人のプロジェクトでスタートしました。4チームそれぞれ、実際に企画提案を行う先を選定しプロジェクトのゴールを「クライアントへの自主プレゼンテーション」に設定。情報収集・分析、企画立案のアイデア創出、企画書作成、社内プレゼン大会と、PKCの基本的なコースに則って進めました。
●当社PKC(プランニングノウハウ・コンサルティング)チームで対応

[トップの声(S社長)]

  • このプロジェクトに期待した事
    社員の意識改革及び事業の新しい方向性へ変化するきっかけにしたい。
  • プロジェクト進行中に感じた変化
    参加した社員が生き生きと楽しそうにしていた。日々の業務で発想を入れてお客様に提案したりと、個々の成長と喜ぶ姿を見ることができた。
    また、最後の社内プレゼン大会には、プロジェクトへ参加できなかった社員も多数参加し、興味があることがわかった。
  • プロジェクト後の感想
    社員の主体性を引き出してもらい、考えて実行できるスタートラインができた。このプロジェクトを日常に落とし込んでお客様へのアプローチをし業績に繋げたい。さらに今回参加しなかった社員へも継続して研修しグループ全体の業態変革に生かしていく。

[参加メンバーの声]

●どんな思いで取り組みましたか?

  • 競合他社との競争の中で、価格だけではないところで優位に立ちたい。(運営リーダーM部長)
  • 最年長の私を含め比較的年齢が高いチームで企画やアイディアが出せるのだろうか?と不安半分・期待半分。(リーダーW氏)
  • 企画力を鍛えたい、会社全体としてクライアントの課題解決ができる土壌を作りたい。(リーダーH氏)
  • 元々企画を考えることも非常に苦手なため、少しでも企画力を身につけたい。(リーダーFZ氏)

●プロジェクト進行中に感じた変化

  • 過去の社内ブレスト等ではあまり活発な意見が出なかったが、順序良くロジックを踏めばアイディアがどんどん出てくることに驚いた。(リーダーW氏)
  • 情報収集の仕方、ターゲット選定、ストーリー、企画書の構成など、すべての研修がゴールに近づいている実感と共に進められ感動した。(リーダーH氏)
  • 仕事=「受注物」ではなく、お客様への興味に変化。(リーダーF氏)
  • チーム内でコミュニケーションをしっかり取るようになり、後半、各自積極的に取り組む姿勢がみられた(リーダーFZ氏)

●成果

  • チームとしてはここまでやれたという達成感と連帯感、個人としては一つの企画書を作成するにあたり自分の存在感(必要性)が示せたと感じた。(運営リーダーM部長)
  • チームとしての成長、各個人としての成長も当然あったが、個々の能力の「新発見」ができたこと。(リーダーW氏)
  • 「やらされている」→「いい企画にしたい」という気持ちの変化。(リーダーH氏)
  • 机上の空論ではなく、実践形式なので非常に勉強になった。(リーダーFZ氏)

●今後に向けて

  • この考え方や発想をプロジェクトメンバーは継続して実践。参加メンバー以外の社員にも浸透させていって仕組化し、会社の武器としてお客様へのお役立ちをしていきたい。(運営リーダーM部長)
  • チームの意識の変化を維持し、社内にそのマインドが広がってゆくような取り組みにしたい。(リーダーW氏)
  • この研修を元にどのように自社らしく展開していくかを考えたい(リーダーH氏)
  • 自分自身の営業行動、立場において変化しないといけないと気付かされた。大きくプラスに転じたい。(リーダーF氏)