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山形の里山から全国へ
『里のななつの商店』始動

[課題解決事例概要]

クライアント名 おいで、おおえ 様
WEBサイト http://oide-oe.jp/
案件 大江町の特産品を活かした商品を開発し販売するための、ブランドの立ち上げに付随するデザインまわりのお手伝い。(ネーミング開発、ロゴ、パッケージ、ツールデザインなど。)
課題 県外在住の若年世代や子育て世代をターゲットにパッケージデザインを構築。商品を手にとってもらうことをきっかけに、山形県大江町の存在や特産品などを知ってもらいたい。

[課題解決アプローチ]

「地域ブランド」は、すでに全国に数多く存在しモデルケースはたくさんありますが、一過性で終わらないような成功例は少なく、特に「活動し続けていくことのできる仕組みづくり」も企画段階から検討する必要がありました。そこでまずは、「今いるメンバーで活動し続けていけること」を念頭に、ブランドのコンセプトやネーミングの開発を、「おいで、おおえ」のみなさんと共に構築。次に、具体的な企画、商品化までのフローや、販売方法、広報などについても、ビジョン会議を重ねながら検討し、ブランドの立ち上げから、商品の実験販売までをお手伝いしました。商品化第一弾は、大江町の七軒地区で活動するお母さんたち(ぬくみ里の幸)とコラボし、里山で採れた山菜を中心とした漬物を7つ商品化。2019年2月に大江町のATERAで行われた「左市」で実験販売を行なったところ、売れ行きも上々で無事完売に至りました。現在は本格始動に向け準備中です。
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[ロゴコンセプト]

山形の地で採れた素材を活かした商品を箱詰めし、山形県大江町から全国にお届けする「里のななつの商店」。不定期で販売されるその商品は、「七」にちなんだ「何か」で、毎回どんな商品が販売されるかわかりません。そんな面白さをテーマに図案化したこのロゴマークは、七角形をモチーフに、常に形を変え変化していく様子を表現しています。